精神科訪問看護とは?
精神科訪問看護の対象者は「精神疾患のある利用者と家族」とされています。
精神に障害を持ちながら地域で生活している方が、家庭や地域社会で安心してその人らしく日常生活を送ることが出来るように、
看護師等が定期的に訪問し、相談や必要な支援を行う事です。
★特に下記のような疾患の利用割合が多くなっています。
●総合失調症 ●妄想性障害 ●気分(感情)障害 ●アルコールや薬物による精神及び行動障害
精神科訪問看護の援助内容
●症状のコントロールや治療の継続
●日常生活の援助
●家族関係の調整
●家族の悩み事や不安の解消
●対人関係の相談
●社会資源の活用援助
●リフレッシュへの援助
●今後の生活設計などに関する相談など
精神科訪問看護と通常の訪問看護との違い
●精神疾患のある利用者と家族が対象
通常の訪問看護においても、ご利用者さまとご家族さまへの支援は重要な役割です。
精神疾患においてはより慎重な対応が必要となりますので、その対象者が「家族」にまで拡大されています。
●精神科訪問看護指示書
訪問看護の利用に際しては医師からの指示書が必要になりますが、精神科訪問看護が必要とされる場合は、精神科を標榜とする医療機関の医師から「精神科訪問看護指示書」を交付してもらいます。
●医療保険と介護保険はどちらを使うの?
医療保険を利用します。
●自立支援医療費(精神通院医療)制度とは?
精神疾患(てんかんを含む)による通院医療費の自己負担を軽減するもので、1〜3割負担になります。
ご利用の流れ
ご利用料金
●自立支援医療を受けている方
世帯収入とご利用者様の症状によって負担上限額が変わります。
●医療保険でのご利用
利用料の1〜3割が自己負担となります。